サイトコードhodo
NO2567
部局健康医療部
室課保健医療室感染症対策課
グループ防疫グループ
資料名(大見出し)結核集団感染事例の発生について
資料名(小見出し)
公開フラグ(府HP用)公開終了
公開開始日(府HP用)2009/12/24
公開開始時間(府HP用)14:00:00
ダイヤルイン番号06−6942−9888
メールアドレスchihokansen-g02@sbox.pref.osaka.lg.jp
内容(府HP掲載)

平成20年6月に池田保健所管内に在住する、事業所従業員の40代男性が結核を発症したため、池田保健所と事業所所在地の堺市保健所において接触者健診を実施したところ、これまでにその接触者(家族及び同僚等)の中から結核発症者1名、感染者16名が確認され、必要な措置を講じましたので、お知らせします。


【事案の概要】
○ 初発患者は池田保健所管内在住の40代男性(堺市内事業所勤務)で、平成20年1月頃から咳、3月頃から痰、寝汗、倦怠感、微熱があり、6月から咳が激しくなったため、6月27日に医療機関を受診したところ、肺結核と診断され結核患者発生届が出された。

○ 同年7月から現在にかけて、患者家族及び事業所従業員に対し、結核健診を実施。
(対象者は患者家族5名、事業所従業員35名の計40名。初発患者は除く。)

○ 平成21年12月24日、初発患者が確認されて以降、結核発病者1名(事業所従業員、初発患者は除く。)、結核感染者16名(家族4名、事業所従業員12名)を確認。

○ この発病者1名に対し、結核菌遺伝子を用いた確認検査(VNTR)(※1)を実施したところ、同日、初発患者と菌の遺伝子のパターンが一致との結果がでた。
  これにより、同一感染源が、2家族以上にまたがり、20名以上に感染させたことを確認(※2)したため、集団感染事例として報道資料提供。

※1 VNTR検査  (VNTR: Variable Numbers of Tandem Repeats)
* 反復配列多型分析:遺伝子上にある塩基配列のコピー数を調べることによって結核菌をタイピングする方法である。コピー数は、菌株によって異なるのを利用して同じ株であるかどうかを判断する。
※2 結核集団感染の定義
(厚生労働省結核感染症課長通知平成19年3月29日付健感発第0329002号)
* 同一の感染源が、2家族以上にまたがり、20人以上に結核を感染させた場合をいう。
ただし、発病者1人は、6人が感染したものとして感染者数を計算します。

【治療・健診状況】
 初発患者、発病者及び感染者の治療・検診状況は次のとおり。
・ 初発患者   :入院治療のあと、軽快退院し治療終了。
・ 発病者(1名):現在治療中。
・ 感染者(16名):7名が治療終了。9名が経過観察中。


【今後の対応】
結核感染拡大防止を図るため、今後とも池田保健所と堺市保健所が連携を図りながら結核健診を継続して実施していく。


【その他】
○ 結核感染者数が20名を超えたため、集団感染事例として今回公表するものです。(※1)〔前回公表:平成21年3月〕
○ 結核は減少傾向にあるものの、大阪府の平成20年の新規結核登録患者数は、2,885人であり、現在でも警戒すべき感染症であることから、府民の皆様に置かれましては、2週間以上咳や痰が続くなど結核が疑われる症状があれば、早期の医療機関の受診をお勧めします。

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