夏期はカンピロバクター、サルモネラ属菌等細菌を原因とする食中毒が多発する傾向にあります。 これら食中毒や市場流通食品等に起因する危害発生の未然防止に加え、放射性物質汚染食品の排除及び生食用食肉の適切な取扱いの徹底等を図ることを目的に、下記のとおり、「食品および添加物の夏期一斉取締り」を実施しますのでお知らせします。 併せて、昨年の食中毒発生状況についてお知らせします。 1. 実施期間 平成23年7月1日(金曜日) から 7月29日(金曜日) まで (ただし、松原食肉衛生検査所及び府中央卸売市場食品衛生検査所においては、平成23年7月1日(金曜日)から7月30日(土曜日) まで)
2. 実施機関 府内14保健所、羽曳野食肉衛生検査所、松原食肉衛生検査所及び府中央卸売市場食品衛生検査所
3. 実施内容 1) 監視指導 次の3点を重点監視指導事項として施設への立ち入り検査を実施する。
◎ 放射性物質汚染食品の排除 ア 監視対象施設及び業種 青果販売店、魚介類販売店、魚介類せり売り業、 セントラルキッチンやそうざい製造業等の大量調理施設 イ 監視指導事項 仕入時における出荷制限・自粛品への該否確認の徹底(生産地、生産時期の確認)
◎ 生食用食肉の適切な取扱いの徹底 ア 監視対象施設 飲食店営業、食肉販売業、食肉処理業のうち、生食用食肉を取り扱う施設 イ 監視指導事項 ア) 生食用食肉の衛生基準の遵守 ※ 衛生基準不適合施設に対しては、取扱い中止を指導する。 イ) 飲食店における利用者への適切な情報提供 及び業者間取引における生食用の加工に関する文書確認の徹底
◎ 大量調理施設及びハイリスク集団が利用する給食施設等における自主衛生管理の徹底 ア 監視対象施設 ア) 大規模仕出し弁当調製施設等の大量調理施設 イ) 乳幼児や高齢者等のハイリスク集団が利用する施設の給食施設 ウ) 次の食品を製造、加工、調理又は販売する施設 調理パン、そう菜、卵加工品、生菓子、食肉及びその加工品、魚介類及びその加工品 イ 監視指導事項 ア) 大量調理施設衛生管理マニュアルの重要管理事項の徹底 ・ 原材料受入れ及び下処理段階の管理の徹底 ・ 加熱調理食品の加熱温度や中心温度の確認 ・ 二次汚染防止の徹底 ・ 原材料や調理後食品の温度管理の徹底 イ) 製造能力に応じた製造量の遵守と温度管理の徹底 ウ) アルバイト等臨時雇用従事者への衛生教育の徹底 エ) 食品添加物の使用基準の遵守 オ) 指定外添加物不使用の確認 カ) 食品衛生法に基づく適正表示の徹底 (添加物表示、消費期限表示、生食用鮮魚介類の表示等) キ) 食品の流通、販売時における商品管理の徹底(温度管理、包装の異常の有無の確認等)
2) 収去検査 (1) 収去 保健所並びに府中央卸売市場食品衛生検査所は食品製造施設及び販売店において 食品等を収去する。 (2) 検査 保健所、府中央卸売市場食品衛生検査所、府立公衆衛生研究所において、 次の検査を実施する。 ア 微生物検査 (細菌数、大腸菌群、黄色ブドウ球菌、腸管出血性大腸菌O157・O26、腸炎ビブリオ、 サルモネラ、カンピロバクター等) イ 理化学検査 (保存料、サッカリンナトリウム、漂白剤、残留農薬等)
4. 結果の公表 平成23年9月に食の安全推進課ホームページで公表する。(予定)
5. 昨年の食中毒発生状況 平成22年1月〜12月の大阪府域食中毒発生件数は72件でした。 そのうち46件が細菌を原因とする食中毒で、17件(37%)が夏期(7月から9月)に発生しています。 詳細は別紙「平成22年大阪府域食中毒発生状況」のとおりです。 |