(*共同発表元 健康医療部食の安全推進課 流通監視グループ 内線2566 直通06-6944-6705) 本日、下記の検査結果のとおり、男里川河口(阪南市)で採取された天然アサリから、前回に引き続き、国の定める規制値(4マウスユニット/g)を超える麻痺性貝毒が検出されました。 二色の浜(貝塚市)で採取された天然アサリについては、規制値を超える麻痺性貝毒は検出されませんでしたが、府民の皆様には、安全性が確認されるまでの間、大阪府沿岸において天然のアサリ等二枚貝を採取し、食べないようにお願いいたします。 また、大阪府海域で採取されたトリガイについては、前回に引き続き、規制値を超える麻痺性貝毒は検出されませんでしたが、アカガイ及びトリガイについては、安全性が確認されるまでの間、大阪府漁業協同組合連合会及び関係漁業協同組合が食の安全を守る観点から出荷を自粛しており、流通していません。 本府では、引き続き、貝毒の発生状況等について定期的な監視を継続し、地元市町と連携し府民が天然アサリ等二枚貝を食べないよう採取防止の啓発を実施します。 また、淡輪潮干狩り場(岬町)及び二色の浜潮干狩り場(貝塚市)においては、それぞれ下記の安全対策を講じた上で営業をしております。 記 【検査結果】 | 種名 | 場所 | 結果 | 参考:前回結果 | | アサリ | 二色の浜(貝塚市) | 4.0マウスユニット/g (規制値以下) | 6.7マウスユニット/g 5月10日採取分 | | アサリ | 男里川(阪南市) | 6.1マウスユニット/g | 18.7マウスユニット/g 5月10日採取分 | | トリガイ | 大阪府海域 | 2.8マウスユニット/g (規制値以下) | 3.2マウスユニット/g 5月10日採取分 |
(1マウスユニット=体重20g のマウスを15 分で死亡させる毒量) 【検体採取日】 平成22年5月17日 【潮干狩り場の安全対策】 ○二色の浜潮干狩り場 食の安全・安心を期する観点から、@潮干狩り用のアサリと持ち帰り用のアサリを区分し、来場者には安全なアサリを持ち帰ってもらうこと、A潮干狩り用のアサリを絶対に持ち帰らないよう啓発を実施すること等の安全対策を徹底した上で営業する旨、貝塚市から指示をしています。 ○淡輪潮干狩り場 食の安全・安心を期する観点から、@潮干狩り用のアサリと持ち帰り用のアサリを区分し、来場者には安全なアサリを持ち帰ってもらうこと、A潮干狩り用のアサリを絶対に持ち帰らないよう啓発を実施すること等の安全対策を徹底した上で営業する旨、岬町から指示をしています。 ※なお、同潮干狩り場では、アサリが自生しておらず、他府県の業者より安全性を確認したアサリを購入して使用しています。 【安全性の確認】 検査結果が3週連続して規制値を下回っていた場合に、安全宣言を行います。 安全宣言は貝の種類ごとに行います。 トリガイについては、先週から2週連続で規制値を下回ったので、来週の検査結果においても規制値を下回っていた場合に安全宣言を行う予定です。
<参考> ○貝毒とは、主に二枚貝が、毒素を持った植物プランクトンを餌として食べることによって、体内に毒が蓄積した状態のことをいい、症状により麻痺性貝毒と下痢性貝毒などに分けられます。 ○なお、これらの毒成分は熱に強く、加熱調理しても毒性は弱くなりません。 ○麻痺性貝毒の症状としては、食後30 分で舌、唇などがしびれ、重症の場合、体が思うように動かなくなります。最悪の場合には、12 時間以内に呼吸困難などで死亡に至る場合があります。 ○人の致死量は、体重60kgの人で約3,000〜20,000マウスユニット(MU)と言われています。6.1MU/gの貝毒を含むアサリの場合はむき身で約492〜3,279g(概ね246〜1,639個)が致死量に相当します。しかし、それより少量の摂取でも症状が起こる危険性がありますので、注意が必要です。 ○ 貝毒は、特に二枚貝とその捕食者であるイシガニ、トゲクリガニ(大阪湾には未生息)に起こります。大阪府沿岸で採取可能な天然二枚貝としては、アサリ以外にムラサキイガイ、カキ等がありますので併せてご注意ください。 ○ 万一、症状が現れた場合は、速やかに医師の処置を受けてください。 ○ 一度毒化した貝でも、有毒プランクトンの発生していない海水中でしばらく生育することにより無毒となります。 |