(*共同発表元 健康医療部食の安全推進課 流通監視グループ 内線2566 直通06-6944-6705) 本日、下記の検査結果のとおり、二色の浜(貝塚市)、男里川河口(阪南市)で採取した天然アサリ、淀川下流部で採取したシジミから、前回に引き続き、国の定める規制値(4マウスユニット/g)を超える麻痺性貝毒が検出されました。 箱作及び多奈川で採取した天然アサリについは、規制値を超えておりませんが、府民の皆様には、安全性が確認されるまでの間、大阪府沿岸において採取した天然のアサリ等二枚貝や、淀川下流部で採取したシジミを食べないようにお願いします。 なお、シジミについては、安全性が確認されるまでの間、大阪府漁業協同組合連合会及び関係漁業協同組合が食の安全を守る観点から出荷を自粛しており、流通していません。 本府では、引き続き、貝毒の発生状況等について定期的な監視を継続し、地元市町や国交省淀川河川事務所と連携し府民が天然アサリやシジミ等の二枚貝を食べないよう採取防止の啓発を実施します。 また、4月16日に大阪府内の潮干狩り場がオープンしておりますが、二色の浜潮干狩り場(貝塚市)、箱作潮干狩り場(阪南市)及び淡輪潮干狩り場(岬町)においては、それぞれ下記の安全対策を講じた上で営業をしております。 【検査結果】 | 種名 | 場所 | 結果 | 参考:前回結果 | | アサリ | 二色の浜(貝塚市) | 6.8 マウスユニット/g | 19.6 マウスユニット/g 4月11日採取分 | | アサリ | 男里川河口(阪南市) | 12.6 マウスユニット/g | 20.0 マウスユニット/g 4月11日採取分 | | アサリ | 箱作(阪南市) | 4.2 マウスユニット/g (規制値以下*) | 7.6 マウスユニット/g 4月11日採取分 | | アサリ | 多奈川(岬町) | 2.0 マウスユニット/g (規制値以下) | 2.8 マウスユニット/g 4月11日採取分:淡輪(岬町) | | シジミ | 淀川下流部 | 11.2 マウスユニット/g | 22.0 マウスユニット/g 4月11日採取分:参考値** |
(1マウスユニット=体重20g のマウスを15 分で死亡させる毒量) *測定値の少数点第1位を四捨五入し、整数値が5から規制の対象となります。 **シジミの結果については、国の定める検査方法に必要な量を確保できなかったため、参考値としています。 【検体採取日】 平成23年4月18日
【潮干狩り場の安全対策】 ○二色の浜潮干狩り場(貝塚市)、箱作潮干狩り場(阪南市)、淡輪潮干狩り場(岬町) 食の安全・安心を期する観点から、@潮干狩り用のアサリと持ち帰り用のアサリを区分し、来場者には安全なアサリを持ち帰ってもらうこと、A潮干狩り用のアサリを絶対に持ち帰らないよう啓発を実施すること等の安全対策を徹底した上で営業する旨、地元市町から指示をしています。 【安全性の確認】 検査結果が3週連続して規制値を下回っていた場合に、安全宣言を行います。 <参考> ○貝毒とは、主に二枚貝が、毒素を持った植物プランクトンを餌として食べることによって、体内に毒が蓄積した状態のことをいい、症状により麻痺性貝毒と下痢性貝毒などに分けられます。 ○なお、これらの毒成分は熱に強く、加熱調理しても毒性は弱くなりません。 ○麻痺性貝毒の症状としては、食後30 分で舌、唇などがしびれ、重症の場合、体が思うように動かなくなります。最悪の場合には、12 時間以内に呼吸困難などで死亡に至る場合があります。 ○人の致死量は、体重60kgの人で約3,000〜20,000マウスユニット(MU)と言われています。12.6MU/gの貝毒を含むアサリの場合はむき身で約238〜1587g(概ね119〜794個)、11.2MU/gの貝毒を含むシジミの場合はむき身で約267〜1786g(概ね267〜1786個)が致死量に相当します。しかし、それより少量の摂取でも症状が起こる危険性がありますので、注意が必要です。 ○ 貝毒は、特に二枚貝とその捕食者であるイシガニ、トゲクリガニ(大阪湾には未生息)に起こります。大阪府沿岸で採取可能な天然二枚貝としては、アサリ以外にムラサキイガイ、カキ等がありますので併せてご注意ください。 ○ 万一、症状が現れた場合は、速やかに医師の処置を受けてください。 ○ 一度毒化した貝でも、有毒プランクトンの発生していない海水中でしばらく生育することにより無毒となります。 |