大阪府では、府域におけるダイオキシン類による環境の汚染状況等を経年的に把握・評価するため、ダイオキシン類環境調査等を実施しています。 このほど、平成28年度に実施したダイオキシン類環境調査結果及び大阪府内の事業者が実施した排出ガス等のダイオキシン類濃度測定結果について、以下のとおりとりまとめましたので、お知らせします。
1 ダイオキシン類環境調査結果の概要 (1)常時監視結果 大阪府及び関係機関(※)では、ダイオキシン類対策特別措置法第26条に基づき、大気、河川水質、海域水質、河川底質、海域底質、地下水質及び土壌についてのダイオキシン類の常時監視を行っています。 平成28年度は、大気、海域水質、海域底質、地下水質及び土壌では、調査した全ての地点で環境基準を達成していました。河川水質では、恩智川「住道新橋」及び寝屋川「今津橋」の2地点、河川底質では左門殿川「辰巳橋」、神崎川「千船橋」及び安治川「天保山渡」の3地点で環境基準を超過していました。 なお、常時監視を開始した平成12年度以降、大気、河川水質・底質、海域水質・底質中の濃度は、概ね緩やかな改善傾向で推移しています。 | 調査項目 | 調査 地点数 | 環境基準 超過地点数 | | 大気 | 32 | 0 | | 河川水質 | 67 | 2 | | 海域水質 | 8 | 0 | | 河川底質 | 67 | 3 | | 海域底質 | 8 | 0 | | 地下水質 | 21 | 0 | | 土壌 | 24 | 0 |
※関係機関:国土交通省近畿地方整備局、大阪市、堺市、豊中市、吹田市、高槻市、枚方市、八尾市、柏原市、東大阪市
(2)環境基準の超過に対する対応 常時監視で環境基準を超過した河川については、関係機関と連携して汚染範囲を確認しており、浄化浚渫工事など必要な取り組みを行っています。 なお、当該河川では、いずれも上水道水源としての利用はなく、現時点で健康被害のおそれはないと考えられます。
(3)追跡調査結果 これまでの常時監視で水質の環境基準を超過した恩智川、平野川、三箇牧水路及び左門殿川において、原因究明や濃度変動の状況把握のために調査地点や頻度を増やすなど、追跡調査を行いました。 いずれの河川においても濃度は概ね低下傾向であり、今後も状況把握に努めていきます。
2 事業者によるダイオキシン類測定結果の概要 ダイオキシン類対策特別措置法第28条の規定により、廃棄物焼却炉等を設置する事業者は、年1回以上、排出ガス等のダイオキシン類濃度を測定し、その結果を知事又は市町村(※)長に報告することが義務づけられています。また、知事又は市町村長は、その結果を公表することとされています。 平成28年度の府内における事業者の測定結果の概要は以下のとおりです。 ※指定都市2市、中核市4市及び府が条例で権限を移譲している22市町村、合計28市町村
(1)排出ガス 排出ガスの測定結果について報告を義務づけられている277施設のうち、休止等の施設を除いた219施設について報告がありました。1施設について排出基準を超過していたため、直ちに改善を指導したところ、その施設は廃止されました。また、その他218施設については排出基準に適合していました。
(2)燃え殻、ばいじん 廃棄物焼却炉の燃え殻及びばいじんの測定結果について報告を義務づけられている施設のうち、休止等の施設を除いた燃え殻148施設及びばいじん166施設について報告がありました。燃え殻及びばいじんともに、処理基準が適用されるすべての施設について、処理基準に適合していました。
(3)排出水 排出水の測定結果について報告を義務づけられている28事業場のうち、休止等の事業場を除いた25事業場について報告がありました。すべての事業場について、排出基準に適合していました。
3 問い合わせ 1.(1)常時監視結果に関すること 環境管理室環境保全課環境監視グループ 電話番号06-6210-9621 1.(2)(3)環境基準の超過に対する対応・追跡調査結果に関すること 環境管理室環境保全課環境計画グループ 電話番号06-6210-9577 2.事業者によるダイオキシン類測定結果に関すること 環境管理室事業所指導課大気指導グループ 電話番号06-6210-9581
|