2月13日に男里川河口で採取した天然アサリから、国の定める規制値(4マウスユニット/g)を超える麻痺性貝毒が検出されました。例年より1カ月以上早く貝毒が発生していますので、ご注意ください。 安全性が確認されるまでの間(※)、大阪府の海岸で採取された天然のアサリ等の二枚貝(一般には食べられていないムラサキイガイやカキ等を含む)を食べないようお願いいたします。毒を蓄積した二枚貝を食べると舌や唇、手指などがしびれ、重症の場合、死に至ることもあります。万一、症状が現れた場合は、速やかに医師の処置を受けてください。 本府では、引き続き、貝毒の発生状況等について定期的な監視を継続するとともに、関係機関(地元市町等)と連携し、天然アサリ等の二枚貝を採取して、食べないよう注意喚起を実施します。 (※)【安全性の確認】 検査結果が3週連続して規制値以下となった場合に、貝の種類ごとに規制を解除します。 【検査結果】 | 種名 | 場所 | 結果 | 備考 | | アサリ | 男里川河口(阪南市) | 35 マウスユニット/g (2月13日採取分) | 規制値超え |
※1マウスユニット=体重20g のマウスを15 分で死亡させる毒量 ※人の致死量は、体重60kgの人で約3,000から20,000マウスユニット(MU)と言われています。 35MU/gの貝毒を含むアサリの場合はむき身で約85から571g(概ね42から285個)が致死量に相当します。しかし、それより少量の摂取でも症状が起こる危険性がありますので、注意が必要です。 【大阪湾における二枚貝の検査について】 アカガイ及びトリガイについては、2月15日に検査結果が判明する予定です。規制値を超えた場合は、改めてお知らせします。 【シジミの検査について】 シジミについては、淀川下流部の調査地点で原因プランクトンが警戒密度を超えて発生した場合に、別途貝毒検査を行います。 【参考】 ○貝毒とは、主に二枚貝が、毒素を持った植物プランクトンを餌として食べることによって、体内に毒が蓄積した状態のことをいい、症状により麻痺性貝毒と下痢性貝毒などに分けられます。 ○なお、これらの毒成分は熱に強く、加熱調理しても毒性は弱くなりません。 ○麻痺性貝毒の症状としては、食後30分で舌、唇などがしびれ、重症の場合、体が思うように動かなくなります。最悪の場合には、12 時間以内に呼吸困難などで死亡に至る場合があります。 ○ 貝毒は、特に二枚貝とその捕食者であるイシガニ、トゲクリガニ(大阪湾には未生息)に起こります。大阪府の海岸で採取可能な天然二枚貝としては、アサリ、ムラサキイガイ、カキ等があります(平成28年3月に阪南市男里川河口付近で自主採取したアサリや平成25年4月に大阪市内で採取したムラサキイガイによる食中毒事例が発生しています。)。 ○ 万一、症状が現れた場合は、速やかに医師の処置を受けてください。 ○ 一度毒化した貝でも、有毒プランクトンの発生していない海水中でしばらく生育することにより無毒となります。 <貝毒のお問合せ先> 大阪府海域の貝類の生態、安全確保については、 環境農林水産部 水産課 企画・豊かな海づくり推進グループ 内線2764 直通06-6210-9612
食中毒対策に関することについては、 健康医療部 食の安全推進課 監視指導グループ 内線2560 直通06-6944-6967 |