3月13日に淀川下流部で採取されたシジミ並びに大阪府海域で漁獲されたアカガイ及びトリガイから、国の定める規制値(4マウスユニット/g)を超える麻痺性貝毒が検出されました。 安全性が確認されるまでの間、淀川下流部のシジミや大阪府海岸の天然アサリ等の二枚貝(一般には食べられていないムラサキイガイやカキ等を含む)を採取して食べないようお願いします。樫井川河口(泉南市)で採取した天然アサリによる食中毒事例が平成30年3月5日に発生しています。 毒を蓄積した二枚貝を食べると舌や唇、手指などがしびれ、重症の場合、死に至ることもあります。万一、症状が現れた場合は、速やかに医師の処置を受けてください。 シジミ、アカガイ及びトリガイについては、引き続き、大阪府漁業協同組合連合会及び関係漁業協同組合に対し出荷の自主規制を要請しており、現在流通しておりません。(アサリについては、本府では漁獲対象となっておらず市場には流通しておりません。) 引き続き、貝毒の発生状況等について定期的な監視を継続するとともに、関係機関(地元市町、国土交通省淀川河川事務所等)と連携し、注意喚起を実施します。 【検査結果】 | 種名 | 場所 | 結果 | 参考:前回結果 | 参考:前々回結果 | | シジミ | 淀川下流部 | 8.4 マウスユニット/g | 6.9 マウスユニット/g (3月6日採取分) | ― | | アカガイ | 大阪府海域 | 37 マウスユニット/g | 180 マウスユニット/g (3月7日採取分) | 3.0 マウスユニット/g (規制値以下) (2月26日採取分) | | トリガイ | 大阪府海域 | 50 マウスユニット/g | 89 マウスユニット/g (3月7日採取分) | 6.6 マウスユニット/g (2月26日採取分) |
【アサリの検査について】 アサリの検査は、有毒プランクトンが警戒密度を下回った時点、又は3月27日(火曜日)のいずれか早い日から再開する予定です。 【備考】 ※1マウスユニット=体重20g のマウスを15 分で死亡させる毒量 ※人の致死量は、体重60kgの人で約3,000から20,000マウスユニット(MU)と言われています。 8.4MU/gの貝毒を含むシジミの場合はむき身で約357から2,380g(概ね357から2,380個)、37MU/gの貝毒を含むアカガイの場合はむき身で約81から540g(概ね4から27個)、50MU/gの貝毒を含むトリガイの場合はむき身で約60から400g(概ね1から10個)が致死量に相当します。しかし、それより少量の摂取でも症状が起こる危険性がありますので、注意が必要です。 【安全性の確認】 検査結果が3週連続して規制値以下となった場合に、貝の種類ごとに規制を解除します。 【検体採取日】 シジミ・アカガイ・トリガイ 平成30年3月13日 【参考】 ○貝毒とは、主に二枚貝が、毒素を持った植物プランクトンを餌として食べることによって、体内に毒が蓄積した状態のことをいい、症状により麻痺性貝毒と下痢性貝毒などに分けられます。 ○なお、これらの毒成分は熱に強く、加熱調理しても毒性は弱くなりません。 ○麻痺性貝毒の症状としては、食後30分で舌、唇などがしびれ、重症の場合、体が思うように動かなくなります。最悪の場合には、12 時間以内に呼吸困難などで死亡に至る場合があります。 ○ 貝毒は、特に二枚貝とその捕食者であるイシガニ、トゲクリガニ(大阪湾には未生息)に起こります。大阪府の海岸で採取可能な天然二枚貝としては、アサリ、ムラサキイガイ、カキ等があります(平成28年3月に阪南市男里川河口付近で自主採取したアサリや平成25年4月に大阪市内で採取したムラサキイガイによる食中毒事例が発生しています。)。 ○ 万一、症状が現れた場合は、速やかに医師の処置を受けてください。 ○ 一度毒化した貝でも、有毒プランクトンの発生していない海水中でしばらく生育することにより無毒となります。 <貝毒のお問合せ先> 大阪府海域の貝類の生態、安全確保については、 環境農林水産部 水産課 企画・豊かな海づくり推進グループ 内線2764 直通06-6210-9612
アサリの検査・安全性に関することについては、 健康医療部 食の安全推進課 食品安全グループ 内線2562 直通06-6944-6705
食中毒対策に関することについては、 健康医療部 食の安全推進課 監視指導グループ 内線2560 直通06-6944-6967 |